平成21年労働厚生省の公表したデータに
「家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数・構成割合」
というのがありまして、この年、家庭内でお亡くなりになられた方が12873名いらっしゃいます。
そのうちの三割にあたる3964名の方がお風呂で死亡されています。
つまり、各家庭での入浴を法律で禁止するだけで、「家庭内での不慮の事故による死亡数」を三割も削減することができるのですが、そういう法律が必要だというような政治家は今のところいないようです。
なにか事故や事件があったときに「◯◯を規制すべきだ!」「◯◯を法律で禁止しよう!」というようになにかと声高に叫ぶ人もいるのですが、自分がいつも気にするのはこの「家庭での浴室での死亡数」と比較して考えます。
まぁ、それはそれとして、浴室で毎年これだけの人がお亡くなりしなっているということは知っておきましょう。
特にご高齢の方は冬場のヒートショックと合わせて危険性が増すようです。
これからますます寒くなってきます。
十分に気をつけてお風呂を楽しみたいと思います。