噴霧器の使用圧力が0.5MPaの場合の水流量を計算するには、以下の計算式を使用します:
計算式
流量 QQ は以下の式で求められます:Q=C⋅π⋅D2/4⋅2gP/γQ=C⋅π⋅D2/4⋅2gP/γ
ここで:
- CC:流量係数(ノズルの種類による)
- DD:ノズル口径(mm)
- gg:重力加速度(9.8 m/s²)
- PP:噴霧圧力(MPa)
- γγ:液体の比重(水の場合は1.0 g/cm³)
仮定
- 液体は水であり、比重は γ=1.0γ=1.0。
- ノズル口径 DD を具体的に設定する必要があります(例:2mm)。
- 流量係数 CC はノズルの形状によって異なりますが、拡散型の場合は C=0.4C=0.4、直進型の場合は C=1.0C=1.0 を使用。
計算例
例えば、ノズル口径が 2mm、流量係数が 0.4 の場合:Q=0.4⋅π⋅(2/1000)2/4⋅2⋅9.8⋅0.5/1Q=0.4⋅π⋅(2/1000)2/4⋅2⋅9.8⋅0.5/1
計算を進めると:
- ノズル断面積:(2/1000)2/4=1×10−6m2(2/1000)2/4=1×10−6m2
- 圧力項:2gP=2⋅9.8⋅0.5≈3.13m/s2gP=2⋅9.8⋅0.5≈3.13m/s
- 流量:Q=0.4⋅π⋅1×10−6m2⋅3.13≈3.93×10−6m3/sQ=0.4⋅π⋅1×10−6m2⋅3.13≈3.93×10−6m3/s
これをリットルに変換すると:Q≈0.00393L/sQ≈0.00393L/s
1時間あたりでは:Qhour≈0.00393×3600≈14.15L/hQhour≈0.00393×3600≈14.15L/h
結論
この例では、ノズル口径が2mmで流量係数が0.4の場合、噴霧器の使用圧力が0.5MPaでは1時間あたり約14リットルの水が流れます。正確な値を得るにはノズル口径や流量係数の詳細が必要です。
大体、水圧にもよりますが、一つのノズルで1時間あたりの水の使用料は9~15リットル程度になります。
ノズルが3箇所だとその3倍なので、一時間あたり30リットルくらいの目安になります。
下関市の水道料金は1000リットルで10円から186円です。
ノズルが3個、10時間使えば、単純計算で300リートルくらいの使用料ですから、
大雑把に計算するとお昼の間中使っても一日200円もしないという計算になります。