アルミ付グラスウール保温筒 エルボ

金子商会での在庫はしておりませんので仕入れ商品になります。
納期は約3日になります。

グラスウール保温筒の特徴

用途: 冷水・温水管、給湯・蒸気管の保温・保冷に使用されます。
仕様: グラスウールを筒状に成型した製品で、表面にはアルミクラフト紙やアルミガラスクロスが貼られます。
特長: スナップオン方式を採用しており、簡単にパイプに装着できます。表面のアルミクラフト紙は防湿層として機能し、両面テープが付いておりワンタッチで施工可能です。

起源: 1904年頃、チェコのボヘミヤで綿状のガラス繊維の試作に成功したことが始まりとされています。

グラスウールの歴史

グラスウールの歴史は約100年以上前にさかのぼります。

実用化: 1908年にプラハ大学教授によって、バット状にしたグラスウールの優れた断熱性能が発表されました。

工業材料としての注目: 第一次世界大戦中、ヨーロッパで石綿の代替品として船舶用断熱材に使用されるようになりました。

日本での導入: 1937年頃に日本でグラスウールの工業化が始まりました。

戦後の普及: 電気冷蔵庫の普及に伴い、断熱材としての需要が急増しました。

住宅用途への展開: 1970年に旭ファイバーグラスが住宅専用のグラスウール断熱材「マットエース」を販売し、住宅向け需要が拡大しました。

グラスウールのメリット

グラスウールには以下のようなメリットがあります。

優れた断熱性: 細かいガラス繊維の間に無数の空気を閉じ込めることで、高い断熱性能を発揮します。

コスト効率: 材料費が安く、他の断熱材と比べて経済的です。

施工の容易さ: 切断・曲げなど自由に加工できるため、施工が簡単です。

環境への配慮: リサイクルガラスを主原料とし、使用済み製品も再利用可能な環境にやさしい素材です。

不燃性: ガラスを主原料とするため、火災に強い特性を持っています。

吸音性: 音を吸収する性質があり、防音効果も期待できます。

安全性: 人体に安全な素材として長年使用されています。

これらの特徴により、グラスウールは住宅用断熱材として広く支持され、現在も多くの建築物で使用されています。